Minaris グローバルリーダーシップチームメンバーの任命について
本日、2025年1月付けでMinarisはDr. Eytan AbrahamをChief Technology and Commercial Officerに、Darwin RichardsonをChief Operating Officerに、坂東博人博士をPresident of Japan。
Dr. Eytan Abrahamは、20年以上にわたる国際的な細胞・遺伝子治療領域の経験を有し、直近ではNational Resilience社で細胞・遺伝子・核酸治療担当副社長を務めました。Lonza GroupAGでは、研究開発部門長、細胞・遺伝子治療部門長を歴任し、細胞療法を市場に送り出しました。それ以前は、Pluristem Therapeutics Inc.の研究開発責任者など、細胞・遺伝子治療業界でさまざまな職務を歴任しています。メリーランド大学バイオテクノロジー研究 所にて発生・分子生物学博士号取得し、ハーバード・MIT生物医学工学センターおよびハ ーバード大学医学部にてポストドクターとして研究を行いました。
Darwin Richardsonは20年以上のCDMO経験を持ち、直近ではBenuvia OperationsのCEOを務めていました。それ以前は、2021年にPfizer社からAltaris社に買収され、その後2022年にKindeva Drug Delivery社に合併されたMeridian Medical Technologies社で、VP Operations & General Managerを務めました。Baxter International社でキャリアをスタートし、その後、味の素株式会社、BPL Plasma、Genzymeで様々なリーダーシップポジションを担いました。La Verne大学でMBA、カリフォルニア州立大学フラトン校で学士号を取得しています。
坂東博人博士は2020年に昭和電工マテリアルズ株式会社に入社、2021年から再生医療事業部長兼Minaris Regenerative Medicine代表取締役社長に就任。2024年にレゾナック株式会社(2023年に昭和電工株式会社と昭和電工マテリアルズ株式会社の合併によって発足)からAltaris, LLCへの株式譲渡までの期間、Minaris事業全体を指揮しました。Minaris入社前は、武田薬品工業株式会社、富士フイルムホールディングス株式会社に勤務し、グローバル細胞治療製造戦略部長、戦略製品治療領域担当部長などを歴任。京都大学で薬学博士号、大前研一大学院でMBAを取得しました。また、テキサス大学で薬学のポストドクターとして研究を行っています。
ミナリスの取締役会は、彼らの豊富な経験と実績あるリーダーシップがミナリスを次の成長段階へと導いてくれると確信しています。取締役会は、Dr. Abraham, Mr. Richardsonおよび坂東博士の就任を祝福し、優れた医薬品を世界中の患者さんにお届けするというアルタリスの戦略的イニシアチブに向けて共に働くことを楽しみにしています。
Minarisについて
Minarisは、製薬会社やバイオテクノロジー企業の顧客に自家および同種細胞の製造サービスを提供するピュアプレイの細胞治療受託開発製造機関(「CDMO」)です。Minarisは米国北東部に本社を置き、ニュージャージー州、カリフォルニア州、ドイツ、日本において製造施設を運営しており、商用の細胞療法製造が認可された施設を3つ有しています。
Altarisについて
Altarisは、ヘルスケア業界における企業の買収・運営に特化した投資会社です。2003年の設立以来、Altarisは、ヘルスケアシステムに価値をもたらし、投資家に魅力的な財務リターンをもたらすという一貫した目標を掲げ、ヘルスケア分野の様々な業種に関わる50社以上に投資してきました。詳細はhttps://altariscap.com/ をご覧ください。